こんにちは、きなこです。
突然ですが『里のくり』ってアイスをご存知でしょうか?
文字通り栗味のアイスなんですけどね。私が中学生の頃毎日食べた思い出のアイスなのです。
友達と懐かしいお菓子と懐かしいアイスの話をしていて『里のくり』を誰も知らないことが判明。そんなバカな!
話しているうちに友達の1人が「あー、知ってるー。栗の形のモナカね」と言ったのですが、いや違う、それじゃないんだよね!それは姉妹品のモナカ『里もなか』でしょ!まあ、味はほぼ同じ気がしますが。
『里のくり』はフタバ食品が販売していた栗味のスティックアイスです。
なめらかでこっくりした栗風味のアイスの中に濃厚な栗あんのソースが詰まっています。
今では普通にきな粉黒蜜アイスなんていうのがありますが、当時はアイスといったらバニラやチョコレート、フルーツ系、ソーダ味。和風っていうのはちょっと珍しかった気がします。
中学生当時の私は素朴なパッケージと和風なアイスに「逆にオシャレー」的な感覚で飛びつき、虜になったのでした。
で、友達に『里のくり』を思い出してもらおうと思いググってみました。
まさかの復刻版がAmazonで売ってるじゃないかー♡
復刻版があるならもっと早く教えてよー。ずっと食べたかったんだからー。
中学生の時、部活の帰りに友達と『里のくり』を食べながらおしゃべりをしていて帰りが遅くなり毎日怒られていました。
高校生になると放課後『里のくり』ではなくパフェを食べながらのおしゃべりになり、短大の時はパフェ屋さんから居酒屋に場所が変わり。。
どのタイミングで『里のくり』がなくなってしまったか定かじゃないのですが、気付いた時にはもう食べられない幻のアイスになっていました。
ああ、懐かしい。早速Amazonさんに届けてもらおう。買うぞ!となったところで、ふと不安になる私。
- 何しろ中学時代の思い出の味。時間の経過とともにだいぶ美化されている気がしないでもない。(この場合、美味化というのだろうか?)
- Amazonで箱買いし食べてみたら実際はどうってことない味だったら、一人でこんなに食べられるのか? どうってことない味のアイス40本は虚しい。。しかも季節は冬。
- 美味しい思い出は美味しい思い出のまま掘り出すことなく大切にしたほうがいいかしら?
などとバカバカしいことを考え始め、結局まだ買わないでいます。
でも久しぶりに食べたいなあ。ああ、揺れる乙女心。
一晩寝てから決めよっと。
それにしても
中学時代はアイスを食べながら時間を忘れてしゃべりまくり、40年後の今は
かき氷を食べながら時間を忘れてしゃべりまくる。
人間って子供から大人になっても本質は変わらないのね、きっと。