こんにちは、きなこです。
最近年下の友達がみんな婚活をしている。
私が婚活をしていた時とは随分様子が違っていてマッチングアプリとか選択肢がたくさんあって羨ましい。
最近は結婚相談所の比較ネットなんていうのもあったりして最初の一歩が踏み出しやすい。
最初の一歩が一番億劫だからスマホで資料請求できるのはハードルが低くなるし、家で比較検討できるなんて便利。
私の婚活の歴史
私の婚活(当時まだ婚活などというオシャレなネーミングはなかったけど)スタートはひと昔以上前、私がまだ20代の頃である。
歯科衛生士という仕事柄、ドクター以外全員女性という職場。しかも勤めていた歯科医院が住宅街で患者はほぼ主婦と子供、老人という環境だったため、出会いは皆無。
周りの友達が適当なところで適当な相手と結婚を決めていくのをみて焦った私は婚活を始めたのである。
若かったせいかすぐに彼氏ができて婚活は成功を収めた、ように見えたものの、できた彼氏はとんでもないモラハラ男。結局ボロボロになって別れ、30を過ぎてから婚活を再スタートさせることになる。(この話もいつか記事にしよう。今思えば本当に無駄な時間だった!)
30代前半など今考えるとまだまだ若いが、当時はどこに行っても30オーバーということに引け目を感じていた。
友達が何人か紹介してくれたが、その度に辛い気持ちになった。
旦那の友達というその男性はバツ2で子持ちだったり、無職だったり。
誰か紹介されるたびに『私ってこの程度』という現実を突きつけられる。
友達は 「きなこにはこの男性くらいがちょうどいい」 と思って紹介してるんだよなーと泣きたい気持ちをこらえて家に帰る。いや、泣きながら帰ったこともあったような。
もしかしたら友達は私のことが嫌いなんじゃないか?と疑いだす始末で、紹介は避けるようになっていった。
そして合コン。
飲むのも好きだし人見知りもしない私にぴったりだと思われた。
が、30代という引け目からつい頑張って盛り上げ役に回ってしまい、自分も婚活中だというのに気がつくと友達のまとめ役に徹しているという残念な結果に。
婚活も長くなってくると相当追い詰められるものである。
「普通の人が普通にできる結婚がなぜ私はできないんだろう?」
「結婚できている人と私はなにが違うんだろう?」
「どうして誰にも選んでもらえないのだろう?」
「私には存在価値がないんじゃないだろか?」
「女としての魅力が皆無なのだろうか?」
「なにがダメなんだろう? どこを直せばいいんだろう?」
そんなことを漠然と考え始めてしまうのだ。
いくら頑張っても成果が出せないどころか自己評価がぐんぐん下がる。
自分の経験から、婚活中の友達には戦略を立てての短期決戦をお勧めしている。
結構辛い思いをして頑張った婚活だが、この歳まで一度も結婚できず今はもうすっかりおひとりさまのプロとなっている。
さすがに今世はもうこのまま独身生活を楽しむとして、来世の私にはうまく婚活成功を収めてほしい。
散々頑張ってダメだった私が、今になってわかる婚活を成功させるために大切なことを簡単に書いておこう。
自分の細胞の全てに叩き込んで、来世でうまくやり抜くためのメモである。
綺麗でいること
婚活の場ではいつも綺麗にしていること。
「着飾った状態で気に入られても後で辛くなるじゃん」などとほざいてはいけない。
綺麗でいなければ男性の目にも入らないのである。つまりスタートラインにも立てないということ。
同じ中身なら綺麗な方がいいに決まっている。
自分という商品を手にとってもらうにはパッケージを魅力的にした方が有利なのは当然のことなのだ。
しかも自分に手をかけて綺麗でいることは自分を大切に扱っているということでもある。自然と自信を持ってその場に立っていられる。
男性がいる場所に行くこと
出会いがないと言いながら、女友達とばかり出かけていてはいけない。
そしてうっかりやりがちなミスだが、自分磨きなどという言葉に踊らされ料理やフラワーアレンジメントを習い自分の価値をあげようとしないこと。(自分が本当に楽しくてやるなら大賛成だけど、男性ウケがいいからなどの理由でやっても報われない可能性が高い。…私がそうだった。習い事をするならぜひ男性がいるものを!)料理など必要に迫られれば誰でもできることである。そのシチュエーションになってから慌てて始めても遅くはない。まずはそのシチュエーションを手に入れる方が先。抜け目ない女はあなたが料理教室で野菜を切っている時間にオシャレをして男の前に座っているはずである。
婚活パーティーでも合コンでも、ゴルフでも、とにかく男の人の中に自分を持っていくこと。
出会いがないのは出会おうとしないから。待っていても来ないなら自分から出向くのである。
誰かに紹介してもらうのもいい。全然好みじゃない人が来ても、こんなはずじゃないと思っても、次に素敵な人が来る可能性を信じよう。
嘘みたいに条件や性格が悪い人が来てがっかりしても、それは自分もその程度の価値しかないと友達に思われているからではない。
紹介する方はそんなに真剣に考えてマッチングをしているわけではないことが多い。同じ年頃の独身の男がたまたまいたから紹介しようか、程度であることも多いのだ。
いちいち傷ついていては身が持たない。ダメならさっさと次に行こうってなものだ。
合コンでは絶対に盛り上げ役になってはいけない
あなたがやらなくても誰かがやるのである。
男性は笑いをとる女ではなく、可愛く笑う女の方を選ぶ。それが現実。
抜け目ない女は自分以外の誰かを盛り上げ役にしようと誘導するが、うっかりそれに引っかかってはいけない。
頑張って盛り上げるのは疲れるだけで何の得にもならない。せいぜいあとで女友達から感謝される程度なのだ。バカバカしくて泣けてくる。
男性は自分が女を笑わせたいのだ。自分が何かしたことに対して喜んでくれる女が好きなのだ。
ここは肝に命じておこう。
仮に盛り上がらなくてシーンとしてしまってもそのままシーンとしておけばいい。
「私の役目じゃない」という意思をしっかり持とう。
賢い女は男性の承認欲求をうまく利用する
これは出会ってからの話になるが、男性には小さなお願いをしよう。
お願いを聞いてもらったら大げさに喜ぶ。自分のしたことで喜んでもらえた男性はどんどんお願いを聞いてくれるようになる。
男性はしてあげたことで喜ぶ姿を見ることによって、本来の力を発揮するようになる。
その機会をたくさん作ってあげるほど、男性はその女に価値を見出すのだ。
まとめ
細かいことはまだまだあるが、この辺さえおさえておけば大丈夫だろう。
52歳未婚なので説得力はゼロと言われればそれまでだが、失敗を重ね、未婚だからこそ見えてくることもある。
今婚活中の友達と来世の私の幸せを祈る。