おはようございます、きなこです。
あっという間に師走ですね。
師走といえば忘年会。
酒の席は大好物なので最近はほぼ毎日、忘年会という名目で飲み歩いています。
食べることも飲むことも喋ることも好きなので、この時期は私にとって楽しい季節なのですが、ただひとつ行きたくない忘年会があります。それが職場の忘年会です。
最近は『忘年会スルー』なる言葉があり、職場の忘年会に出ない若者が増えているようですが本当に羨ましい。
うちの職場のように
- 一番若い人で47歳
- 職場の人数が少ない(全部で5人)
という条件になると
「はいみなさん、◯日の◯時から忘年会です」という決め方ではなく、みんなの都合のつく日をすり合わせてお店の予約をするので逃げられないのです。
そもそも従業員はみんなこの忘年会が面倒。
「なんとかナシにできないもんだろうか?」と思っているので、当日ひとりだけドタキャンするわけにもいかず、結局みんなで頑張る羽目になるのです。グズグズ文句を言うくらいならスパッと「行かない」といえばいいのでしょうが、それがなかなかできない。
そんな職場の忘年会、せめて苦痛な時間が少なくなるように毎年ブュッフェのお店を予約しています。
こちらに話を振られそうになったらすかさず
「さあ、美味しそうなもの探してこようっと」と席を立つ。コツは食べ物を少しずつ取ってきて、ひっきりなしに席を立つこと。
みんなでそれをやるので席に全員揃っているのは乾杯の時くらい。
ただこのお店、時間制限がないのです。普通なら時間制限がなくて喜ぶところですが、職場の忘年会は1分でも早くお開きにしたい。それなのにタイミングを逃しダラダラと結局ラストまでいるのがいつものパターン。
が!今年はひと味違いました!
院長がすでに予約している枠をキャンセルして同じ時間をあたらしくとりなおしてくれ、と言ってきました。
は?なんで? みんなキョトンでしたが、よく聞いてみると
「普通に予約を取るとひとり6200円だけど、こっちで取ると5900円なの」
5人分で1500円の差。予約取り直すほどのものかね?と無視しようと思ったのですが、そのスマホの画面をよくみると2時間制と書いてあるではないですか!
はい、もちろん飛びつきましたとも。
すぐに予約を取り直し、今年の忘年会はブュッフェでキッカリ2時間で終了!
異例の早さで終了した忘年会に、なぜかやりきった感をかみしめたのでした。
しかしひとり300円でも安くあげたいという院長と一分一秒無駄な時間を取りたくない従業員。これはもう来年は忘年会中止以外の選択肢はないと思う!
問題は誰が言い出すかってこと。
普段好き放題やっている私ですが、こういうことはなかなか言い出せないのです。
これからは、普通に忘年会スルーできる若者を尊敬と憧れの眼差しで見つめてしまいそうです