こんにちは、きなこです。
やっと観ました。
れいちゃん花組『はいからさんが通る』
(漫画好きの友達は一コマ一コマをオペラでチェック。全て覚えていたそうです。「子供の頃の記憶ってすごいよね」と言っていましたが、私は当然ながら何一つ覚えていません。子供の頃の記憶っていうか能力の違いって気がします。)
待って待ってやっと観られたはいからさん。
もはや感想などありません。感想などと言っていられないくらいの破壊力。
強いていうなら
はなちゃん紅緒は可愛すぎ♡
れいちゃん少尉にいたっては今まで出会った中で誰よりも完璧な男性♡
しばらくれいちゃん少尉のこと以外何も考えられない!
と日頃のぼんやり具合を上回るぼんやり生活を覚悟しました。
しかし!帰りの電車を待つホームで私の前に並んでいたカップルの喧嘩が勃発。
彼氏の浮気が発覚し、彼女がカンカンに怒っています。
女「このコロナ禍に浮気なんて信じられないっ! 」
男「しょうがないだろ。だいたいお前が会えないっていうから悪いんだよ」
女「なんで私のせいなわけっ?」
男「なかなか彼女と会えない状況だったら誰だって浮気するよ」
女「もう話になんないんだけどっっ!」
というわかりやすい言い合いが続き、最後はなだめようとする彼氏の腕を彼女が振りほどき
「触んないでっっっ! 二度と連絡しないでっっっ!」
と怒鳴りながらその場から去って行きました。
全ての発言に小さいつと!が入る怒りようの彼女を見ながら
「うん、浮気がバレて開き直るような男はやめたほうがいいよ」
と心の中でそっと彼女の味方をしていました。
カップルの喧嘩目撃のおかげで30年くらい前に当時の彼とホームで怒鳴り合いの喧嘩になり駅員さんに止めに入られた恥ずかしい過去が蘇ってきました。
帰りの電車ではれいちゃん少尉のひとつひとつを噛み締めてポーッとする予定でしたが、なぜか『あの時の喧嘩の原因はなんだったっけ?』という世界で一番どうでもいいことを考え続ける結果に。
しかも散々考えたのに喧嘩の原因は思い出せず。ただただあの彼とはいつも喧嘩をしていたことだけを虚しく思い出す時間となりました。
まあ家に帰る頃にはれいちゃん少尉が怒鳴り合いの過去を制圧し、私の心はれいちゃん少尉一色になり幸せいっぱい。
れいちゃん少尉はその圧倒的な魅力で観た人全てを狂わせるに違いない。。
例えば私
そうだ、少尉みたいな人と出会って恋をしよう、今すぐ。
などと本気で考え始めるイカれた53歳。
こういう女が頻発するのは必然ってくらいれいちゃんがすごいってことです。
もう今後花組観るのが怖いわ。。