こんにちは、きなこです。
雪組のシアターオーブ公演『20世紀号に乗って』を観劇してきました。
前回の泣きまくり『ファントム』から一転、笑いまくりました。
シカゴ駅からニューヨーク(グランドセントラル駅)までを16時間で結ぶ豪華特急列車の中で繰り広げられるドタバタ劇です。
舞台には展望車、特別室A、特別室Bの3部屋が並んでいて、それぞれの個室でいつも誰かがお芝居をしているので、もうね、目が足りません。
うっかりオペラで朝美さんや彩凪さんの美しさに見惚れていると、他のいろんなことを見逃します。
この公演に限っては朝美さんのアップを拝むことは諦めましょう。
舞台全体をくまなくチェックしておかなければもったいないのです。
しかもこの公演、DVD出ないんだもん( ; ; )
できることなら今日は望海さん、明日は彩風さん、明後日は朝美さん…と、毎日一人のお芝居をずっと目で追いながらみたい。
あと一回しか観ないので叶わぬことですが。
望海さん、どんなにドタバタの場面でも歌もセリフも聞き取りやすいのがすごい。
髭が似合う。
椅子芸。
お茶目にボケているとき可愛すぎます。
真彩さん、ピアノの伴奏担当でオーディションにきた時の姿が可愛い。
そして唐突に歌い出しても完璧な歌で誰をも納得させる力技。
彩風さん、体張ってます。連続で頭を打ち付けられる時の表情が絶妙です。後頭部は大事にしてね。
私が行った公演では、シャンパンとキャビアが床に落ちるアクシデントがあったのですが、そのあとの彩風さんのリカバリーが見事でした。アクシデントをアドリブで完璧に面白い場面に変えていました。ちなみにそのあと望海さんも小ボケをかましていて「この回観て得した♡」と思わせるチームワークにも感動。
そして今回一番笑ったのが
久城さん、首を振るだけで笑えるって! しかも何回も! 今回そんなに出番がなくて寂しかったのですが最後にやってくれました。
最後の場面、豪華できらびやかな20世記号に圧倒されました。
フィナーレのタップダンスが華麗すぎてずっと観ていたかったです。
あのドタバタの後でよくあんなにキレッキレのタップができるよな〜。
コメディーはいつもと違うテンションのタカラジェンヌさんが観られて楽しいです。しかもどんなにおもしろい場面でも絶対かっこいい。そのギャップにまたやられるという。
ちょっと苦手なブロードウェイミュージカルですが、宝塚でやるブロードウェイミュージカルは無理のある展開なども全て楽しめるようになっている気がします。
ああ、もっと観たい。
なんとかあと3回くらいのチケットが手に入らないものだろうか?
雪組宝塚大劇場公演 三井住友VISAカード ミュージカル『ファントム』 [Blu-ray]